頭がよくなりたい人へのメッセージ

テレビ論

こんにちは、デデです。

 

かつてノーベル生理学・医学賞を受賞したアレキシス・カレルが、

頭のよくなる方法頭の悪くなる方法

を教えてくれていましたので紹介します。

 

頭のよくなる方法

  • 精密かつ正確に推理するようにする
  • 論理的に考える
  • 数学的記号を使う
  • 精神や感情が乱れないようにする
  • 物事を深く完全に観察する

 

反対に、頭を悪くするにはどうしたらいいでしょうか。

 

頭を悪くする方法

  • 観察が不完全で表面的であり続ける
  • さまざまな印象を矢つぎばやに受ける
  • 表象を多重にする
  • 知的感情が欠けている

 

上記を著しているのは「人間、この未知なるもの」で発表は1939年のことです。

レオナルド
レオナルド
「人間、未知なるもの」アレキシス・カレル著 渡部昇一訳

 

頭を悪くする方法で手っ取り早い道具はテレビです。

興味深いことに日本でテレビが各家庭に普及するのは
第二次世界大戦後のだいたい1950年~ですから、
そのテレビが普及する前からカレルは頭を悪くする方法を言いあてていたことに
感銘を受けます。

 

テレビは視聴者が頭で考えることをしないようにする洗脳装置です。

あなたがテレビ漬けならば、無意識にテレビの情報を真実だと思うようになり、
テレビ以外の情報は間違いだという決めつけ習慣が始まってしまいます。
おまけにメディアが仕掛ける「そう思っておいてほしい事柄」をもとに
世間で疑似環境を生み出しやすくなってしまうのです。

そう思っておいてほしい事柄

 

頭がよくなる方法とは結局

数字や難解な言葉に絶えず向き合っていくこと

であります。
頭を使おうとするところに意味があり、考えてもわからないで結構なのです。
ただわからないところを脳に記憶させてあとは脳に任せておくことが大切です。

 

さらに頭をよくするためには、

頭を悪くする方法の時間をできるかぎり作らないこと

にかぎります。