ネット上の誤情報に注意、の番組から

テレビ論

こんにちは、デデです。

 

ひとつツイートを引用します。引用先はいくらちゃんさんです。

 

引用している番組は2021年8月10日夜10:00~NHK放送の「フェイクバスターズ」の内容です。
当該番組の伝えたい内容のポイントとして、予防接種の参加人数が増えていないのはネット上に出回る誤情報に原因があり、それも意図的に誤った情報を拡散する人がいるのでネットの誤情報を信じないで予防接種してほしいという内容でした。

 

私も視聴しましたが、この放送された番組内容は「予防注射が正義である」と少し偏りすぎているのではないか、ということです。
予防注射を広告するメディアが誤情報をとりあげるポイントは3つあるように思われます。

  • 流行り病を既成事実のものしたい
  • ネットの情報はミスリードがあるというがテレビも同じ
  • 仲たがいの夫婦のうち、誤情報を信じていた妻が最後に折れてきたのは科学的根拠に基づく情報に触れるようになったから、という刷り込み

 

 

流行り病を既成事実にしたい

当該番組の内容は予防注射についての誤情報を意図的に発信する人に対して気をつけなさいよ、と確認しながら「流行り病から幸せな生活に戻るためには予防注射しかない」と思わせてしまう誘導があるように見受けられました。

 

当該番組ではあまりに予防注射を接種することが前提となっているのですね。
そのように刷り込まれた視聴者は潜在意識の中で

流行り病が既成事実である意識

を強めることになるでしょう。

予防注射が必要と刷り込まれた視聴者から「あることになっている」流行り病は「ある」に既成事実化されてしまうのです。

ここに流行り病は事実なのだという、テレビを見た人による疑似環境が作られいく効果が出てきます。

われらは疑似環境のなかにあり

 

ご存じのとおりPCR検査の陽性者は流行り病の感染者ではなく、
感染者数は単なるPCR検査の陽性者数です。
それにPCR検査では病原体を特定できません。

 

ネットの情報はミスリードがあるというがテレビも同じ

ネット上では過去に閲覧した内容と似たような情報が勝手に検索されて次にクリックするおすすめ候補として目につきやすいようになるAI機能がフル回転しています。
その機能があるから、ちょっとのぞいた誤情報でそのあと誤情報ばかりに囲まれる(=フィルターバブル)環境になってしまい、ミスリードされやすくなりますよ、というのですね。

 

しかし「誤情報」と言えば各放送局がテレビで一斉に、たとえば

マスク着用効果

ばかり報道してきたためにそれがだいたいミスリードとなってみんながマスクをつけはじめるようになり、挙句の果てにはマスクをつけない人を排除する全体主義社会となってしまいました。

全体主義の手口を学ぶ

 

マスク着用はウイルス吸入防止となる感染対策にはなりません。

 

テレビ局はスポンサー企業とビジネスをしているわけですから、彼らの商品のいいところを伝える自由もあれば、その商品に大衆の手が伸びるように報道する自由もあるのです。

 

それゆえ、そういうテレビからの情報を鵜呑みにした大衆は一斉に疑似環境を作ってしまい外に出ればマスクをしている人だらけとなりました。

 

ネット上よりむしろテレビのほうがミスリードの手口に長けているでしょう。

 

マスクは感染症ウイルスの吸入防止対策になんら効果がないという大切な情報が政府・メディア・医師会で無視されて国民に伝わるようになっていません。

 

だからこういうマスクの効果という大切な情報についてテレビが言わないので
真実を確認できるのはネット上でしかない状況になっているのです。

 

テレビは洗脳装置でしかありません。


それはテレビミスリードされた予防接種の情報についてもしかりです。

 

仲たがいの夫婦のうち、ネット上の誤情報を信じていた妻が最後に折れてきたのは科学的根拠に基づく情報に触れるようになったから、という刷り込み

夫が政府・メディア、そして勤務先からの情報だけを信念とし、妻がネットの情報を参考にして真実が見えた結果、仲たがいになってしまったというストーリーがありました。

 

番組では最後に妻が折れてきたのは科学的根拠に基づく情報に触れるようになった、とあるのですが、お気づきのように

真実の科学的根拠は明らかにテレビよりネット上のほうで流出している現状

となってしまっています。

 

先ほどテレビは洗脳装置と言いました。
テレビの御用学者が言っているのは真実ではなく自分の説を証明しているだけです。

ゲーテに学ぶ、お金のための御用学者

 

ここではまず夫のほうが本当の科学的根拠に基づく情報にふれるべきではないでしょうか。

 

ネット情報を参考にする人は真実を知りたい人であり、真実のための科学的根拠を求めているような人なのです。

 

ですからテレビ番組の枠でいつも契約中の御用学者だけではなく、ネット上で反論して真実を発信してくれている学者を収録スタジオに呼んで大衆の目の間で議論をしたほうが大衆の理解度を増すことになるでしょう。
そういうことはしませんし、今のわが国のテレビ局では不可能なのです。

 

とくにTHINKER氏の次の言葉は本質をついているものです。

通信社がジャーナリズムであるというのは、その成り立ちを知らないがゆえに抱く幻想にすぎない。
通信社から配信されるニュースの受け売りをそのまま一般大衆に報道する新聞、テレビに至っては、一部の例外があるにせよ、
ジャーナリズムとは遠くかけ離れたものになっている。

THINKER

 

レオナルド
レオナルド
「マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている」THINKER著

 

現状はテレビに呼ばれない心ある研究者、学者、医者たちが科学的証拠をネット上でたくさん発信してくれています。

 

だから真実を知りたい人は少しでも有意義な情報を学ぶためにテレビから離れ、ネットを活用してみてはいかがでしょう。
それはテレビで聞く内容より興味深いものばかりです。
つまりネットを利用せずにテレビを情報源としている人は情報弱者となり、情報が与えられなかった結末のような状況なのです。

情報が与えられなかった結末

 

最後に、今回の当該番組を冷静に振り返ると、その番組側が非難している誤情報発信者への批判のベクトルを、ネットに対してではなく反転してテレビとテレビ局に向けると、より真実に近くなるように思います。

 

作用には反作用があるものですから、偏ることなく右の情報も左の情報もどちらも取り入れ、最終的に自分で判断できるようになりたいものです。