PRSテクニックで大衆心理からの脱却を

不都合な真実

こんにちは、デデです。

 

PRSテクニックとは、

「プロブレムーリアクションーソリューション」テクニック

のことで、それぞれ英語の頭文字からPRSテクニックと呼ばれます。

 

この言葉は「大いなる秘密」、「ムーンマトリックス」などを著した
デーヴィッド・アイク氏の作った造語で、われわれを支配する側が

われわれの社会体質を都合よく変えるとき

のテクニックのひとつ、と紹介しています。

 

アイク氏の言葉を引用しながらPRSテクニックを下記に紹介します。

まず手始めに支配者側がなんらかの「プロブレム(問題)」を下準備しておいて、その問題について誰かリーダーか責任者か誰でも、人々のターゲットとなるような非難の矛先を向けるようにします。

 

次に、決して疑問点をあぶり出そうとしないメディアを通じて、
そう思っておいてほしい事柄の「問題」を大衆へと伝え、恐怖、怒り、反論、そして要求といった「リアクション(反応)」を引き出します。
この際、「何か対策をとれ!」といった大衆の声があがるのはこのテクニックが順調である印です。

 

最後に、陰で問題を下準備したその支配者側が、
今度は堂々と「ソリューション(解決)」を提示することで、最初から都合よく変えたいと思っていた社会の変革へと誘導できてしまう、というものです。

 

レオナルド
レオナルド
「恐怖の大陰謀(上)」デーヴィッド・アイク著 本多繁邦訳

 

PRSテクニックを参照にアイク氏が警鐘している点は、実に下記のとおりです。

現実に「問題」が存在する必要はない。
問題があると思わせるだけで、一つの国を完全に荒廃させてしまえるのだ。

引用先:恐怖の世界大陰謀(上) 9 悪事の手口

 

過去に起きた大きな事件、社会問題、戦争は自然におこってしまったもの、それらの解決策は大衆の声を反映させて生まれたもの、のようにわれわれの歴史にきざまれてきましたが、実は支配者によるこのPRSテクニックが遺憾なく発揮されてきただけなのです。
なぜなら、支配者はいつもわれわれの社会体質を彼の思うように変えたいと考えるからです。

 

たとえば各国の政治家とは国民の代表であり、そんな演出をくわだてるはずがない、とお思いになるかもしれませんが、少し考えをやわらげたほうがいいです。

政治家の仕事はいつしかその国民を支配することが目的となって、そのためにPRSテクニックを使い、問題があるから社会体質を変えたほうがいいと国民に思わせることにあるからです。

 

もしメディア各社が長期間いつも同じことを繰り返し報じるニュースがあったら、

この出来事はPRSテクニックが入っていないか?

と頭を回転させていきましょう。

 

まずはPRSテクニックというモノサシを手に入れて、不穏なニュース、メディアの反応、政府の解決策、という流れをいつも疑うことが、悪魔の誘導から自分を守るために大切になってきます。