すぐれたものが認められない野蛮な時代にあり

西郷南洲論

こんにちは、デデです。

 

動画を紹介します。引用先はtuihouundouさんです。
動画は20分あります。

 

世界には日本民族の文明からは想像もつかない野蛮な考えを持つ人もいることを知らないといけません。

 

野蛮なことと関連してドイツ大文豪のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(1749~1832)の次の言葉があります。

「ニーブール(ゲーテの友人)は、野蛮な時代がくる、
といっていたが、それは正しかった。」とゲーテはいった。

「その時代はすでにきている。
われわれはもう、そのまっただ中にいるのだ。
なぜなら、
野蛮であるということは、すぐれたものを認めないということ
ではないか。」

引用先:「ゲーテとの対話」中巻 エッカーマン著

 

ゲーテがそのように言いたくなるのもそのはず、ゲーテは彼の類まれな才能から彼の思想が受け入れられず、野蛮な非難・中傷が多かったと別のところで振り返っています。

 

さらに当時、すぐれた精神文化や作品が発表されること自体減っていたために
祖国ドイツで芸術が振興していない、野蛮な傾向にある、と彼が肩をおとしているのが伝わる場面もあります。

 

ゲーテ自身はっきりと確信するかのように

今はすぐれたものが認められない野蛮な時代である

と知っていたのですね。

 

「野蛮」といえばもう一人、西郷隆盛(1828~1877)です。
西郷がある人と言い合いになり西郷が「西洋は野蛮ぢゃ」と言えば、ある人は「西洋は文明ぞ」と返してきて、もう一度西郷が「西洋は野蛮ぢゃ」と畳みかけるとその人はなぜそう思うのかと尋ねるので、西郷は

西洋が未開の国に残忍なことをするからだ

と問答する場面が「南洲翁遺訓」にあります。

西洋は野蛮ぢゃとは

 

西郷隆盛が西洋文明の野蛮なところを見抜いていたとなると、
かれは言霊学の身禊を知らなくとも、身禊を自然に行っていたのですね。

言霊学の身禊とは、わが国以外の外国文化の恩恵をわが国と日本民族の文明に受け入れられるようしっかり精査し、望ましい結論に落ち着くような言葉を選ぶことです。

そして西郷ははっきりと西洋は野蛮であると言い放ったわけです。

 

西郷はこのままだとわが国に西洋文明の野蛮な時代が来ることを見抜いていたのではないでしょうか。

結局、西郷は明治政府の売国奴連中と決別し、彼らの「西洋は文明ぞ」
わが国の方向転換となって、
われわれの現代に通じているわけです。

 

野蛮であるということは、すぐれたものを認めないということ、は真理を含んでいるのではないでしょうか。

 

現在のネット上の情報統制などで、アカウントを凍結する、違反をおかしたから削除する、がありますが、真実を認めないということも野蛮であると言えましょう。

 

わが国において明るみになってきた野蛮な時代の正体というものを
上記動画の内容、ゲーテ、そして西郷隆盛からうすうす感じとることができれば、
二セ流行り病と予防注射が野蛮ではないか、すぐわかることでしょう。