こんにちは、デデです。
動画を紹介します。引用先は養老孟司の部屋さんです。
【養老孟司】教育の本質について養老先生が解説します。
「そういうものだと思っていました」
そういうふうに思えば、子どもは一切考えないですむようになる。
→学校での教育の結果
われわれもそうでしたが、戦後の学校教育。
子どもの教育を学校の生活にすべて任せることはやめたほうがいいでしょう。
養老氏のアドバイスのように、子どもは授業中そういうものだと思い込むことで考える労力を省き、そして丸暗記することを覚えます。
この特徴は誰だって幼少時代心当たりがあると思うのです。
子どもはいかに上手に教育を受けないか(=考えずに楽をすること)を学校から学んで帰ってくるのです。
子どもの丸暗記することが悪いとは言いませんが、「そういうものだと思い込む」クセがつく、そのような学校教育の罠があるというのを知っておけば、いつか子どものフォローに役立てると思うのです。
そして養老氏の指摘で面白いのは、本当の子どもの教育・人間形成は家庭の日常がどんな文化であるかでわかると言います。
日本民族の文化という意味ではなくて、子どもがどの分野に興味をもつか、机に座る習慣があるか、本を開こうとするか、その家庭の文化でわかるというのです。
そこで養老氏は「子どもの教育というものは形(型)と器をうつすことだ」と主張します。
当然まずは親の形と器ですね。
教育の本質
親が子どもに言うことではなく、親の形と器が子どもへの教育です。
するとたとえばマスクでも、学校のマスク着用奨励など学校の方針に物申すよりも、まず家庭における親のマスクに対するちょっとした形と器が、子どもの知性に表れてくることになるのです。
「上にいるがごとく、下にいる。中にいるがごとく、外にいる」という哲学を忘れずに親の日常生活に締まりをつけたいところです。