日本人ならではの子ども「躾」三原則

日本民族

こんにちは、デデです。

 

子育てには親の躾(しつけ)が問われるテーマでありますが、
最近は親が子どもへのを学ぶことが少なくなっているそうです。

 

さらに今では子どもが学校で意味のないマスクをつけっぱなしにさせられて、息苦しい生活させられるという事態であります。

 

この日本民族に仕掛けられたコロナ禍の時に日本人らしさを子孫に伝え残すためには日本人ならではの子どもへのを忘れないようにしておいたほうがいいように思います。

 

それではどのようなが日本人ならではなのでしょうか。

 

結論を先にいいますと、
昭和の教育の父・森信三が提唱した子ども「躾」三原則
日本人らしさを育むとなります

  1. 朝起きたら「おはよう」とあいさつする
  2. 親に名前を呼ばれたら「はい」と返事をする
  3. 靴やスリッパを手でそろえる。(若しくは机から離れる時椅子を机のなかになおす)

 

森信三は長年の教育研究から子ども「躾」三原則を幼児から小学校低学年までにさせておけば、心のしまりのつき方が違ってくることを目の当たりにし、昭和の時代にこの子ども「躾」三原則を提唱してきました。

 

朝起きたら「おはよう」とあいさつする

「おはよう」のあいさつは親が子どもに言わせるのではなくて、
心ある親のほうから「おはよう」の声をかけていく習慣から始まります。
やがて子どもから「おはよう」が出るまで親が付き合わなければなりません。

 

子どもが自分から「おはよう」のあいさつをできるようになると、
能動的に動ける人間となり、自分から物事に取り組む姿勢が養われてきます。

 

もし夫婦間で「おはよう」のあいさつを交わしているところがあれば、それだけで子どもが「おはよう」のタイミングを学びます。

 

親に名前を呼ばれたら「はい」と返事をする

子どもを名前で呼んだとき、ちゃんと子どもが「はい」と返事できるように
習慣づけましょう。

 

名前を呼ばれたとき、子どもが「なーに」と答えるのはあまりよろしくないと森信三は言います。

 

子どもの「なーに」は用件を聞いて条件があえば動くという、自分が中心になって頼まれごとを選ぶような人間になるからです。

 

素直な性格は社会に出て教師などの大人に接するときの基本となるので注意しましょう。

 

そして逆に、子どもが親を呼んでいるときは、親のほうも「何?」ではなく
「はい」と返事してから、目線を合わせて話を聞いていくようにします。

 

これで子どもとの家庭的信頼が出来上がっていきます。

 

できるなら父親が子どもの名前を呼ぶときは子どもが襟を正して返事するほどの威厳がほしいところです。

 

父親は現実社会の練習台となって常に子どもの前に立ちふさがるわけですから、
子どもの父親への接し方は社会の大人たちの接し方となってきます。

 

ですので子どもが父親へしっかり「はい」と返事できるようになることは、
社会にでても大人たちとうまく適応していけることになります。

 

靴やスリッパを手でそろえる。(若しくは机から離れる時椅子を机のなかにいれる)

子どもが一番苦手なことは「後かたづけ」であるため、
靴をそろえるを意識的にしていなければ、子どもは脱いだ靴に目も向けません。

 

しかしながら、靴をそろえることを習慣化させておけば、
きちんと手を使って靴を出船のカタチにそろえることをすぐに覚えてくれます。

 

靴をそろえる所作が身につくと、ものに「心」を残す訓練となる上に、
いつも「振り返る」慎重さが身について、イージーミスなどが少なくなってきます。

 

残念なことに大人でも靴を脱ぐとき、靴だけが出船のカタチとなるように
相手側入り口に向かって尻を向け、足だけで靴を脱ごうとする人がいます。

 

作法としては美しくありませんので念のため下記の動画をご参照ください。

 

机の中に椅子をいれる習慣も靴をそろえるのと同じような理由です。

 

最後に、親の考え方が大切

以上、われわれ日本民族が失ってはならない日本人ならではの子ども「躾」三原則をお伝えしました。

  1. 朝起きたら「おはよう」とあいさつする
  2. 親に名前を呼ばれたら「はい」と返事をする
  3. 靴やスリッパを手でそろえる。(若しくは机から離れる時椅子を机のなかになおす)

 

是非親のほうから子どもに寄り添って一緒に「躾」三原則を実践してみてください。

 

これら三原則はもう小学生高学年だからもう間に合わないとかではなく、
大人でも今日から取り組める簡単なでありますから、
小学生でも中学生でも高校生でも習慣として身につけてしまえば、
人間が磨かれてくることがわかるので、もっと早くから始めればよかったと思われるでしょう。

 

結局、子どもの親の努力が大切になってきます。

 

子育てにお困りの際には親のほうが考え方を柔らかくして、昭和の教育人・森信三が日本民族に残してくれたこの「躾」三原則で固めてみるときっとなんらかの改善の効果が徐々に出てくることなるでしょう。

 

最後に、子育てに関する書物は「子育ての秘伝 立腰と躾の三原則」がおすすめです。